胸をはるポーズで ストレスに強くなる
こんにちは、
ヨガスタジオに通っている人は、聞いたことがあるかもしれません。
「胸をひらくポーズ(姿勢)は、気持ちが前向きになる」と。
この写真の女性、とっても気持ちよさそうですよね!
この大自然!空気がきれい~
気持ち良いから、深呼吸しちゃおうかな♪
という感じでしょうか。
上の写真は
すがすがしい環境にいて気持ちよくなったから、
胸をひらいたのかもしれません。
ですが冒頭ヨガスタジオでは、
胸をひらくと、気持ちが前向きになる
と言っているのです。
(周りの環境は関係ない)
どうしてでしょう?
理由の1つとして、こういうことが考えられます。
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胸を広げる
↓
肺がひろげやすくなる
↓
呼吸が深く しやすくなる
↓
副交感神経が優位になる
↓
気持ちが落ち着く
(前向きになる?)
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副交感神経とは、自律神経(じりつしんけい)を構成するものですね!
副交感神経が優位になると
からだはリラックスすると言われています。
ここで!
話はブログのタイトルに戻ります!
胸をはるポーズでストレスに強くなる
おもしろい実験を行いました。
ある人々には力強いポーズを
ある人々には無力なポーズを 2分間とらせました。
力強いポーズとは、
胸を張ったり、広げたり体を大きく見せるポーズ
無力なポーズとは
腕を組んだり、背中を丸めたり体を縮こまらせて小さく見せるポーズです。
結果、彼らのホルモンの値に差が出ました。
支配性や自信に関係するテストステロンは
それぞれ2分間ポーズをとったあと
力強いポーズをとった人々 20%増加
無力なポーズをとった人々 10%減少
ストレスに関係するコルチゾールは
力強いポーズをとった人々 25%減少
無力なポーズをとった人々 15%増加
という結果でした。
また、ポーズ後にギャンブルをさせると
力強いポーズをとった人々 86%が賭けに出た
無力なポーズをとった人々 60%が賭けに出た
とリスクの取り方にも違いが出ました。
この実験で「体(姿勢やポーズ)が心に影響を及ぼす」ということが
科学的にわかります。
この実験を行ったエイミーさんは、
体が心を変え、行動を変え、結果を変える。
さらには人生を大きく変えられる可能性があると言っています( ゚Д゚)
実験について、実際にエイミーさんが話した映像はこちら↓
Your body language may shape who you are | Amy Cuddy
ほお~~~~^^
わたしがヨガのインストラクターになってから、
明るくなったね!と言われるのですが
これも理由だったのかしら・・・
ヨガのポーズには胸をひろげるポーズが
たくさんあります。
ヨガをやるのはハードルが高い!という方は
こちらがおすすめです。
めちゃめちゃ簡単にできます。
①だらんと体の横に腕を伸ばす
親指が正面を向いている状態
※内巻き肩だったり、ひじ下の筋肉の状態によっては親指は内側を向いている場合もあります
②手のひらを外側に向ける
親指が外側を通り、後ろ向きになるように
その状態で余裕があれば、ひじを体側に近づける
胸の筋肉が横にひらいて、背中の筋肉が中心に縮む感覚です。
そして落ち着いて何呼吸かしてください。
エイミーの言うように2分間してみると良いのかもしれませんね?
今日はここまでです。
ありがとうございました!